パッチへの道(BURN ONE'S様)その1

今回は看板の複製です。
ベストの画像はメールで送っていただいたもので、データはなくベストの現物しかありません。
もちろん製作は可能ですが、そのためには歪みのない平面の画像が必要になります。
一番いい方法はコンビニのコピー機に直接ベストを乗せると版下に近い状態で原稿がとれます

看板を縫い付けるベストとカラーコピーを送っていただきました。

コピーをスキャンしてトレース作業から開始します。
刺繍はかなり痛んでいるのがわかります。うまくトレースできるでしょうか。

まずは顔から作業を始めます。
顔はそれほど刺繍は痛んでないので問題なくトレースしていきます。

腕の部分はひどい状態です。糸抜けだけでなく生地の歪みがあるので本当のデザインが少し変形しています。

プレビューとアートワークを交互に確認しながら想像力と大胆さでトレースしました。

火の玉も状態は悪かったですがトレース完了。

今回は黒のアウトラインをトレースできました。

アートワークで確認。のちに刺繍データを作りやすくするために特殊なブロックで分けてあります。
明日から引き続き作業を続けます。
しかし最初から気になっていた「ある部分」に少しだけ悩みそうです。
(続く)
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